本日、雪、雨にて

豪雪が予想された、本日。

結局のところ大したことはなかったのだが、BC写真大学は休校となった。確かに、授業が開催されていたとしても、個人的に昨夜飲み過ぎていたので、二日酔いでぐったりしていただろう。それに、寒くて寒くて外に出掛ける気なんて全くしない。

ただ、二日酔いだからといっても、寒いからといっても、寝込んでいるわけではない。家の中でぼーっと作品を作ったり、映画みたり、本読んだりして、ゆっくり過ごしていた。昨日の帰り道に買った栗饅頭と、紅茶を飲みつつぼーっとしていた。

そして、これから。

料理でもしよう。
いや、その前に読み途中の春琴抄を読み終わろう。
そんでもって、軽く飲んだら、寝てしまおうと思っている。ぼーっと。



校長 はた

授業日誌♯9

これは、授業後の宮澤君と加田です。
暗室で悪戦苦闘した(帰りにラーメンを食べた)後の清々しい顔です。

今日は帰りに三木聡監督の映画に出てきそうな駅前のラーメン屋で、
あつらえ物のようなラジオを聞きながらラーメンを食しました。
さながら気分は井土ヶ谷です。

そうそうblanClassのある井土ヶ谷は、不思議な空気に包まれた地域で、
独特のパワーがあります。
いつもまだいける、まだ遊べる、という気にさせられます。

これからもっとプリントの精度を上げていきたいと思っているのですが、
それと同時に、ここ井土ヶ谷の気分に思いっきり呑み込まれて、
遊んだプリントを作っていきたいなと思ったのでした。

がやがやいどがや。

超一期生 かだ

本日、日常。

朝起きて、準備しながらコーヒーを飲む。

昼に、横浜に着いてコーヒーを飲みながら、海を見てたりボーっと考えごとをしたりする。

昼過ぎに、横浜のシェアアトリエにお邪魔して打ち合わせを17時までする。コーヒーとお菓子を食べつつ。

17時半から、ブランクラスにてBC写真大学。スタッフの波多野君がコーヒーを出してくれる。

暗室やら、なんやらと、写真を楽しむ。そして、そのお手伝いをする。

22時くらいに、ブランクラスを出る。

24時くらいに、家に着く。

やっぱり、最後はビールを飲みながら、頭を整理してみる。



最近、水曜日は毎週こんな感じ。

これ、まさしく、日常だ。




校長 はた

授業日誌♯8

超一期生宮澤です。

今週の授業は先週高温現像したフィルムをプリントしました。先週真っ黒なフィルムが仕上がって、これ現像できるのか……?と心配していましたが、プリントしてみるといい感じに粒子が荒れていてちょうどいい具合でした。
私はある写真学校に通っているのですが、最近作品作りをしていて「作品って何だろう」と考えるのです。芸術とは何か、アートとは何か、作品とは何か。そういう問いをぐちゃぐちゃと抱え、一瞬そういう風に考えることがばからしく思えたりもして。でも、作品を見せてくださいといわれる。そして、写真、芸術、作品、アート……プツン……を繰り返す。
そんな中で、ブランクラスで週一回暗室作業をすると、頭以外の部分を使っているような気がしてとても気持ちがいいのだ。暗室は身体の動きであると実感する。身体と道具が直結すると気持ちがいい。
これからもBC写真大学ではひとまず写真だ、とか芸術だ、とかはおいといて身体を使った様々な実験をしてみるということを希望する。
そしたら小難しく考える固い頭をふにゃふにゃにできるのかもしれない。
秦校長の「楽しいのがいいよね」という言葉に一票。

超一期生 みやざわ

本日、ざらつく

今回、正月明けに高温現像したフィルムをプリントしてみたところ、。

すっごい、ザラザラしていた。フィルム現像した直後は、フィルムが真っ黒すぎて大丈夫かいなと思っていたが、なんだかちょうど良かったようだ。とりあえず、皆モノクロ暗室が使えるようになったことだし、これからはプリントのクオリティもあげていってもらいたいものだ。ただ、中途半端に既視感のある画像をきれいにプリントしてもつまらないだろう。やっぱり、ここは自分で考えて、なんか面白いものをつくってもらいたい。

私は、とりあえず何でもいいから面白いものが見てみたい。


校長 はた

授業日誌#7

あけましておめでとうございます。
今年からBC写真大学に入学しました。
秦校長の三番弟子、Mです。

新年初の授業はモノクロフィルムの高温現像でした。
高温現像は通常より高い温度の現像液でフィルムをタンクでシェイクします。
その後、停止液→定着液と浸して天井にネガを吊るします。
スポンジで水分を拭き取りフィルムに写った像を確認したときは感動ものです。
ネガフィルムを現像することが初めてだった私も現像の手順が何となく理解出来ました。

BC写真大学は少人数で分からないことをどんどん聞ける環境なので、とても贅沢な学校だと思います。
『こんな写真表現をやってみたいのだけど方法が分からない』というひとはこの学校を覗いてみてはいかがでしょうか?