授業日誌♯8

超一期生宮澤です。

今週の授業は先週高温現像したフィルムをプリントしました。先週真っ黒なフィルムが仕上がって、これ現像できるのか……?と心配していましたが、プリントしてみるといい感じに粒子が荒れていてちょうどいい具合でした。
私はある写真学校に通っているのですが、最近作品作りをしていて「作品って何だろう」と考えるのです。芸術とは何か、アートとは何か、作品とは何か。そういう問いをぐちゃぐちゃと抱え、一瞬そういう風に考えることがばからしく思えたりもして。でも、作品を見せてくださいといわれる。そして、写真、芸術、作品、アート……プツン……を繰り返す。
そんな中で、ブランクラスで週一回暗室作業をすると、頭以外の部分を使っているような気がしてとても気持ちがいいのだ。暗室は身体の動きであると実感する。身体と道具が直結すると気持ちがいい。
これからもBC写真大学ではひとまず写真だ、とか芸術だ、とかはおいといて身体を使った様々な実験をしてみるということを希望する。
そしたら小難しく考える固い頭をふにゃふにゃにできるのかもしれない。
秦校長の「楽しいのがいいよね」という言葉に一票。

超一期生 みやざわ